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五蘊を創る

第13号 現代人の幸運力 (2012.12.冬至2) 

トラブル・スパイラルに陥らないために


13号 ― 21話   『 創運100態 その5 現代人の幸運力 』より 抜粋

マイナスの衝動に振り回されている限り、永久に幸運など創れない。
衝動エネルギーに負け続けてきたツケは、どこまでも自分で購わなければならない。これは絶対の真理である。プア・ストリーム(不運の流れ)が長期間続いた人は、どこかの強制衝動期で「トラブル・スパイラル( トラブルの自転車操業 )」に移行する。 これは、失敗、アクシデント、病気、孤独など、様々なトラブルが絶え間なく起こり、いつもその対処に追われる状態だ。
トラブル・スパイラルに陥った人は、残り少ない福力を、幸運や明日の環境を創るために投入できず、トラブルの修復のために使わざるを得ない。
人間は、一般的に加齢とともに福力が低下するが、彼らは特に、急激に福力を消耗させていくのである。こういう人はあなたの周りに、いくらでもいるはずだ。

悪い予測は当たるけれども、いい予測は当たらないという人は、トラブル・スパイラルに入っていることを疑わなければならない。トラブル・スパイラルが当たり前になってしまうと、恐ろしいことに人間は、問題のない状態やうまく運ぶ状況をかえって不安に感じるようになる。トラブルが起きることに安心感を覚えてしまうのである。
彼らは、幸運な人を見ても、「自分もああなろう」という積極的な考えを持つことはなく、「運が悪いんだから彼らのようにはなれないんだ」と簡単にあきらめるのである。

トラブル・スパイラルに陥ると、やがて福力枯渇に至る。この状態に入った人には、自分を貶めるようになる。彼らは、自分で自分のことを卑しめ、貶め、生きる価値のない人間だと考える。未来に希望を抱けず、抱かず、何もせず、何もできない人間になっていく。これでは、円満で安定した家庭など維持することはできず、家族が今にも崩壊しようとしているか、もしくはすでに崩壊している。これが、福力が枯渇した人間の到着点なのだ。
明るい未来、希望のある未来を想像し、頑張ろうと奮い立つのは、福力の余力がある間だけであり、その中でも実際に未来を手にできるのは、理に適った衝動戦略によって、地道に福力を現実の形として具現させ続けた人間だけなのである。

○幸運力のアップ
では、トラブル・スパイラルに陥らないためにはどうしたらいいか、それは「幸運力をUP」することに尽きる。幸運力の7つの要素の中で、変化させられるものからアップさせていくのである。 変化させやすい要素は、次の3つである。

【 意識力の強さ 】 【 社会的能力 】 【 衝動的戦略 】 

この中でも「衝動的戦略」が最も短時間で身に付けることができる。
一方、変化させるのに時間がかかる要素は次の3つで、これらは、他の要素が身に付いてしばらくしてから変化する。

【 福力レベル 】 【 血族運命レベル 】 【 経済余力 】 

【 健康状態 】が、どちらのグループに入るかは人によって異なる。
つまり、「衝動的戦略」を短時間で身に付け、その他の要素は、戦略もふまえて高めていくのが、最も効果的だ。衝動的戦略とは、自分の衝動傾向を読みきった上で、次のような対策を打っていくことである。

・無意識のメカニズムを知る
・強制衝動期が現れる時期とその様相を知る
・最良のシナリオと最悪のシナリオを想定する
・最悪のシナリオから遠ざかるように、事前準備を怠らない
・強制衝動期には、衝動エネルギーの干渉を回避しながら、最良のシナリオに近づくように頑張る

これらは、リーディング・システムを実践すれば無理なく行なえる。自分の衝動傾向をわきまえ、強い衝動エネルギーに干渉される時期を把握し、それに則って効率のいい対策を立てるのである。


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