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第23号 運命の反復と母子家庭の運育 (2013.09.秋分3)

衝動は継承され、運命は繰り返される


23号 ― 33話   『運命の反復と母子家庭の運育 』より 抜粋

幼少時の親の不仲、離婚など、親が直美さんに与えた環境は、負の運育となって彼女の出生衝動の負の部分を拡大した。その結果、恐ろしいことに、直美さんはその両親の姿をなぞるように、父親と同じ要素を持つ男性を選び、子供をもうけた。(中略)
さらに恐ろしいのは、彼女がその生き方を通して、子供にも次のような負の運育を施し、息子の血族運命をより悪化させてしまったことである。

・2番目と3番目の夫との離婚の顛末を、子供に学習させてしまった
・親との関係が悪化したので、子供に依存してしまった
・絶えず男性を探す姿を見せてしまった
・衝動に翻弄される姿を学習させてしまった

彼女は、嫌だ嫌だと思っていた両親の姿を学習し、母親と似た運命を繰り返し、息子にも父親や夫とよく似た運命をたどる道をつけてしまった。彼女自身が血族衝動の駒となり、H家の家運を一層低下させ、運命の反復に竿を差してしまったのだ。
私は直美さんに、「離婚すること自体が問題なわけではない」と話した。離婚せざるを得ないような配偶者を繰り返し選んでしまうこと、世代を超えてこのような反復をもたらす血族衝動の方が、より深刻な問題なのだ。

こうして、親、自分、子供というH家3代の家運の流れを理解すると、彼女は戦慄し、同時に悔しくてたまらなくなった。誰よりも幸せを願う息子に、自分の夫や父に似た、失敗と挫折の人生をもたらそうとしていたのだから。
彼女は、子供の幸せのためには、まず自分の衝動と戦わなければならないこと、そして家運の流れに前には、小手先の努力では意味がないことを理解した。

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