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第27号 死出の衣を整えよ (2014.05.小満) 

強制衝動は「死へのシミュレーション」


27号 ― 39 話   『 死出の衣を整えよ 』より 抜粋

眠り・夢・強制衝動・死、これらには意識が陰の力によって自律性を失うという共通点がある。ただし、死が他の3つと決定的に違うのは、自律性どころか、意識の存在そのものが消えてしまうという点だ。
強制衝動期は、意識活動が無意識に影響されるが、生きている以上ある程度はコントロールが効く。しかし死は、肉体的・精神的な機能も停止する。意識の側から見れば、強制衝動期は無意識によって部分的に征服されるのに対し、死は無意識に完全に飲み込まれてしまう。つまり影響される度合いの次元が違うのである。これゆえ、死は人生最大の強制衝動という見方ができる。

このことから、私は強制衝動という強い衝動エネルギーを、日常生活で行なえる「死(中陰)へのシミュレーション」として利用できると確信した。
強制衝動は、無意識が意識サイドに干渉を与える。このときに衝動エネルギーに振り回されないように過ごせば、次第に衝動エネルギーに対する抵抗力(衝動抵抗力)が身に付いていく。
死も強制衝動と同様に、無意識からの干渉である。我々が強制衝動期に、衝動エネルギーが投影された結果のトラブルに振り回されるように、中陰における魂は、自己のデータの直影に振り回される。
ここで、衝動抵抗力が身に付いていれば、中陰においてデータに振り回されにくいという安定材料になる。これが、中陰に入ったときの抵抗力になるのだ。
我々は、強制衝動期を乗り越え続けることによって、現実的な悩みやトラブルに立ち向かう一方で、晩年を安定させ、中陰への準備もしているのである。
 
この考えが荒唐無稽でないことは、会員のリーディングをしているとよくわかる。


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