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第32号 死・中陰・転生についての質疑応答 その5 (2014.07.小暑2) 

秘密を知る条件


32号 ― 『おわりに』より抜粋

会員諸氏に言っておきたいが、死に関する知識を得ただけで満足する情報依存者や評論家の類には絶対にならないで欲しい。知識欲は誰にでもあって、それはそれで尊重されることなのだが、こと無意識に関しては、「知ること=認識深度が増す」という法則が通用しない。
なぜなら、存在の根本に関わる情報を意識の未熟なうちに知ってしまうと、意識が情報を拒絶・恐怖・抑圧し、無意識が変容したり成熟したりする動きを自らの手で止めてしまうからである。
それは、思春期の女性に似ている。思春期の女性が、自分の内側に潜む女性性を受け入れる前に、父親の中に男性性を垣間見てしまうと、受け入れられずに拒絶するようなものだ。

(中略)秘密性の強い情報ほど、扱いは慎重を要し、それを受け止める根回しが必要だ。これゆえ甚深な秘密を知るには、次の3つの条件が必要になる。

・秘密を知る「時期」
・秘密を受け入れるための「徳」と「経験」
・秘密の扱いを教えてくれる指導者

死と転生についての知識を得るだけなら、中陰オタクのお遊びで終わる。本人は、他人が知らない情報を得たと思っているかもしれないが、知識や情報は中陰には持っていけず、それをもとに修習してこそ意味がある。


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