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五蘊を創る

第43号 『五蘊38〜42』についての質疑応答 その2 (2015.06.芒種) 

情報の制御


43号 ― 56話     『「五蘊38〜42」についての質疑応答 その2 』より 抜粋

質問
先生は情報に依存することを危険視されていますが、ご自身ではどのような工夫をされていますか。

解答
私が情報に対して気を付けていることは、意図せずに取り入れてしまう情報を極力減らすことだ。(中略)

次に問題なのが歌である。ご詠歌や聖歌隊というものがあるくらいだから、歌は歌詞の内容を心に残しやすいのだ。
私は、言語障害だったのでよく歌を歌わされた。しかし、瞑想を始めて少し経った頃から、歌には興味がなくなった。なぜかと言うと、「流行歌を聞けばバカになる」と思ったからだ。もちろんすべての歌がそうではないだろうが、歌詞や歌手の声のバイブレーションを修習することはマイナスになると思ったのだ。
後になってこの考えは正しいことがわかった。声には、情報や感情の他に、無意識的な特質も含まれている。それが会話を通じてココロに影響するのだ。だから無暗に歌を聞いていると、初期仏教で言うところの「緒根の制御」ができなくなるのである。

そんなわけで、流行歌は超有名なものしか知らない。私は巷で言う「サザン世代」だが、サザンオールスターズの曲ですら、有名なもののサビの部分しか知らない。流行は大体20年遅れで私に届く。
このような世間の流行に限らず、私はいわゆる“物知り”になろうと思ったことは一度もない。学校の勉強や仕事で必要な情報はともかく、少ない情報で勝負できないのは、智慧のない証拠で恥ずかしいことだと思っている。


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