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五蘊を創る

第49 号 2017年コース改定について (2017.1.大寒)

創運の軸となる3つのコース   [ その2 ]創運コース・五蘊コース


 49号 ― 64話   『 コース改定と創運の実践 』より 抜粋

○本創運会員(創運コース、本コース)
 予備コースの目標がある程度達成されたら、創運コースに移り、次の段階の実践に入ることになります。切り替えの時期は、会員の希望、年齢、精神的余裕の有無なども踏まえて総合的に判断しています。
 
創運コースの目指すところは、「肯定的運命趨勢の新規創造」です。足場を無意識に移して本格的に運を創る作業に入ります。
予備コースが、既存の運命軌道の延長線上で、落とし穴にはまることを避けたり、少しでも進みやすいルートを選んだりするのに対して、創運コースでは全く新しいルートを創り出すことを目標にします。
手を入れる対象は、衝動エネルギーという浅いものから、無意識や陰の力という深いものへ移り、創運の手法も粗雑なものから微細なものへと変化します。

ここでの達成目標や実践内容は次の7つです。予備コースの主な目標は、衝動の影響力の回避や、衝動の把握でしたが、創運コースでは、無意識の制約から抜け出すための、本格的な実践が始まります。

1 迎運、意識力の強化・深化
2 共鳴
3 解封
4 血族衝動からの解放
5 後天衝動の形成
6 晩年運の補強・創造
7 意識の成熟、意識力の強化・深化

1 迎運、意識力の強化・深化
迎運は、本創運コースでも引き続き行います。しかし、本創運の迎運は、予備コースとは指導が異なることがあります。
例えば、負の衝動エネルギーの干渉が予測できるとき、予備コースでは、影響を回避し生活を安定させることを最優先します。回避することで、負の衝動に由来するリスクは確実に減るのです。
一方、創運コースでは、ある程度の強さまでの衝動なら、回避せず立ち向かうことを優先に指導しています。立ち向かうことによって、ストレス耐性、衝動の認識力、衝動抵抗力といった意識力が強化され、同時に意識も成熟します。
これを繰り返すうちに、強い衝動エネルギーに干渉されたときの備えができるのです。
また、創運の足場をより無意識方向にシフトすることができ、さらに深く幅広い実践が可能になります。

2 共鳴
「共鳴」とは、互いの無意識同士が同調し合う作用のことを言います。関係の深い家族同士の間などでは、自然にこの作用が働いています。
私と会員の間でも、リーディングを重ねていくと共鳴作用が起こり始めます。この段階になると、会員の声を聴いただけで、わずかな変化がわかります。

本創運コースにおいては、共鳴作用を利用して、私の無意識を受け皿に、会員の衝動エネルギーをバイパスするという手法を使います。これによって、一時的に衝動の制約が弱まり、無意識の存在を認識したり、自律的な判断をしたりできるようになるのです。これを「鳴運」と呼んでいます。
 
3 解封
「解封」とは、封印を解く、つまり無意識が持つ「封印作用」の制約から逃れることを意味します。私たちの意識活動は衝動エネルギーの支配下にあり、さらに、意識が無意識や衝動を認識しようとする機能にも制約がかけられています。この2重の制約が封印作用です。

予備会員は、記憶修習やリーディングの内容、封印作用や解封の説明について、頭で理解することはできます。しかし封印がかかっている限り、皮膚感覚で実感することはできず、まるで他人事のように受け止めてしまいます。これではいつまでも、既存の運命軌道から抜け出すことができません。
私は、意識と無意識がつながるような衝動期や、共鳴作用を利用して、封印されて硬直化した無意識に亀裂を入れていきます。

解封が起きると、衝動エネルギーの干渉や制約を、実感として理解できるようになります。思考パターンをはじめとして、興味や嗜好、はては人間関係までが、衝動の制約下で成立していると心から理解したとき、本当の意味で自分≠フ人生が、ようやく始まるのです。
当然、衝動抵抗力も強まり、後天衝動の形成、血族衝動からの解放など、すべての創運のプロセスも進みやすくなります。

4 血族衝動からの解放
私たちの衝動趨勢の中には、家族、一族の多くに共通して見られる衝動傾向があります。これが「血族衝動」であり、その家族特有の運命傾向、つまり「家運」をもたらしています。
負の衝動エネルギーの影響から抜け出せない親が子供を育てることで、血族衝動は次世代に継承されます。親が抱える悪しき芸風≠子供が引き継ぐと言ってもいいでしょう。

血族衝動は血族運命を作り出し、私たちの人生に強固なタガ≠はめています。
血族衝動からの解放とは、創運のプロセスを個≠ゥら家系≠ヨ広げて、家系の束縛から抜け出すことを意味しています。
血族衝動は個人衝動よりも影響力が強く、変化させることは困難ですが、新しい運命趨勢を創るには、ここにメスを入れることは欠かせません。

5 後天衝動の形成
後天衝動とは、繰り返し修習した思考、行為、経験が無意識層に根付き、新しい衝動傾向として定着したものです。
一般的には、出生衝動による思考や行動のパターンが、そのまま後天衝動として固定するケースがほとんどです。
しかし創運においては、解封によって認識した自己の衝動傾向を踏まえ、そのパターンから離れた新しい後天衝動を作ることを目指します。これができると、新しい衝動趨勢になっていくのです。

6 晩年運の補強・創造 
晩年運の補強・創造とは、創運の手法を駆使して、健康、経済の安定、人間関係のよりどころ、心のよりどころ、社会生活のよりどころの5つを晩年までにバランスよく備えるということです。

今の中年世代にとって、未来は暗いと言わざるを得ません。今後日本は、長期的な悪性の円安に陥り、経済基盤は次第に崩壊していきます。また、厚生労働省が「死に場所難民」の増加を警告するように、老人をめぐる医療体制は質の悪化が避けられず、まともな介護が受けられない環境になっていくでしょう。

加えて、数年前からアメリカに干渉している「国家方針解体再生衝動」「国家基盤解体再生衝動」という、2つの複合国家衝動の影響が深刻です。それは日本にも波及し、2017年から「社会の再編」となって現れます。分裂、解体、対立というキーワードで、社会のあちこちに混乱が生まれるでしょう。当然、国民の生活も影響を受け、私たちの人生設計は無意味なものになっていきます。

そんな中で安定した晩年を迎えたいと思えば、できるだけ早いうちに5つの要素をそろえるように生き方を修正しなければなりません。それにはきちんと自己の衝動を読み取り、負の衝動に振り回されることなく、逐一対処していくことが必要なのです。

7 意識の成熟、意識力の強化・深化 
本創運におけるすべての実践は、予備コースよりもさらに深い意識の成熟と、意識力の強化・深化につながっています。
迎運をはじめ、血族衝動からの解放、後天衝動の形成等を進める中で、意識力が強化されます。

解封が起きると、意識と無意識を隔てていた壁が融け出します。ここで、意識はより深部から成熟に向かい、「私」という感覚そのものが変化し始めます。
小我から大我へ、エゴからセルフへと変態し始め、それまで疑いもしなかった自分というもの≠ェ崩れ去るのです。予備コースで起きる意識の成熟よりも、一歩進んだ段階と言えます。

また、意識と無意識が連動し始めますので、呼吸法や瞑想において神秘的な経験が始まる人もいるでしょう。
実は解封は、悟り≠フプロセスにおける道標でもあります。悟りと呼ばれる境地に達するには、プラーナを上げる方法(クンダリニ・ヨーガ)、データを統御する方法(禅)、イメージを利用する方法(ラマ教)、プラーナとデータの両面からアプローチする方法(初期仏教)など、様々なものがありますが、すべてのプロセスおいて、どこかで解封と同じ状態を通過します。
解封を経験し、意識が成熟した会員の中には、五蘊コースにおいて悟りへの道を歩もうとする人も現れるのではないでしょうか。  

○五蘊会員(五蘊コース)
 このコースの目指すところは、「転生趨勢の上向」です。予備コースから創運コースと続く創運の、最終段階になります。

『あの世ガイド』で書いたように、私たちを制約する衝動エネルギーは、輪廻を司る「陰の力」のこの世的な表現であり、私たちは輪廻の裾野で生活していると言えます。
五蘊コースでは、輪廻の流れを踏まえ、「現世の幸福」より「次生でよき生処を得るにはどう生きるか」を優先します。

衝動エネルギーや無意識の源である、陰の力に光を当て、輪廻を見据えた生き方を続けることで、よりよい転生をもたらす後天衝動を作り、衝動趨勢のもとになる転生趨勢を上向させるのです。
実践内容は、無意識を認識できない初心者の方には理解できないものがほとんどなので、ここでは詳細は述べません。

以上、創運の軸となる3つのコースを整理すると、次のようになります。
コース実践対象目的時間的スケール
予備コース衝動エネルギー運命軌道の部分的改善(衝動の影響の回避・利用) 数ヵ月〜数年先
創運コース無意識肯定的運命趨勢の新規創造(新しい人生を創る)晩年まで
五蘊コース陰の力転生趨勢の上向(よき生処を得る)次生まで


創運の軸となる3つのコース   [ その1 ]創運予備コース へ戻る。


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